2層シリコーンゴムの架橋度と電気トリーイング現象

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7-B-a2-2

グループ名: 【A】令和5年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2023/08/24

著者名: 井堀 春生(愛媛大学)，黒田 理紗(愛媛大学)，大森 樹(愛媛大学)，全 現九(愛媛大学)，伊東 紗希(徳島県立工業技術センター)

キーワード: シリコーンゴム|電気トリー|部分放電|架橋度

要約(日本語): 我々の研究室では、架橋度の異なるシリコーンゴム中を進展する電気トリーに関する検討をおこなっている。低架橋から高架橋のシリコーンゴムへと進展する電気トリーはその界面においてバリア効果のようなものを示し、対向電極方向への進展が抑制され、単層のシリコーンゴムよりも絶縁耐力が向上する結果が得られている。今回は、これまでと試料の作製方法を変えたところ、従来とは少し様子の異なるトリーが観察され、これはシリコーンゴムの架橋度が影響していることが明らかとなったので、その結果を報告する。

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