屋外曝露試験試料の電気的特性・化学特性及び撥水性評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7-B-a2-4

グループ名: 【A】令和5年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2023/08/24

著者名: 大谷 宙(宮崎大学)，吉村 光正(宮崎大学)，Khaing May Thin(宮崎大学)，迫田 達也(宮崎大学)，金成 宇輝(宮崎大学)，西廣 雄介(宮崎大学)　飯沼 剛志(宮崎大学)

キーワード: ポリマー材料|シリコーンゴム|塩霧試験|ATH(三水和アルミナ)

要約(日本語): シリコーンゴム(SiR)は,磁器に比べて軽量で耐汚損特性や撥水性において優れているため,碍子の外被材として普及しつつある。しかし,紫外線や表面汚損に伴うコロナ放電やドライバンドアーク放電の発生により劣化することが危惧されている。_x000D_ 本報では,約3年間の屋外曝露試験を行った試料に対して連続塩霧試験を行い,劣化の程度を評価した結果を述べる。具体的には,三水和アルミナ(ATH)の含有量が50%と0%の試料に対して塩霧を充満させた容器内で課電し,電気的特性や化学特性,SiR表面の撥水性の時間変化を計測した結果について報告する。

PDFファイルサイズ: 375 Kバイト