【招待講演】高経年電力設備の長期部分放電測定結果報告

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7-B-p1-6

グループ名: 【A】令和5年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2023/08/24

著者名: 末長 清佳(電気科学技術アカデミー)，上山 哲平(JFEスチール)，竹内 悠人(JFEスチール)，中村 俊輔(JFEスチール)，末長 弘夢(電気科学技術アカデミー)

キーワード: 部分放電|エポキシ|電気トリー|OFケーブル|PRPDパタン|タイムラプス

要約(日本語): 高経年電力設備において、半年から1年の長期にわたり部分放電の連続監視を行い、部分放電の開始から増減を繰り返す事例を観測したので報告する。_x000D_ 事例1は11kV閉鎖配電盤の、1年にわたる測定で、当初は散発的に発生していた放電が半年かけて徐々に増加し、一旦減少して消滅したのち、再度発生するようになったものである。発生部位は計器用変成器で、電気トリーが観測された。_x000D_ 事例2は110kVOFケーブルの事例で、約半年の測定の中で約3ヵ月間、放電が消滅し再び発生するようになった。_x000D_ これらの測定結果はPRPDパタンのタイムラプス動画に編集することで、可視化を図った。

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