Arプラズマ処理したCNFの表面改質と付着性改善

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7-P1-A-4

グループ名: 【A】令和5年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2023/08/24

著者名: 石川 魁(工学院大学)，鷹野 一朗(工学院大学)

キーワード: CNF|表面改質|Cu膜付着性|Arプラズマ

要約(日本語): 地球環境において土壌汚染や海洋汚染が深刻な問題となっており,人類にとって喫緊の課題である。このような状況を背景に,エコマテリアル材料の開発はめざましく,環境に優しい植物由来の樹脂が注目されている。現在注目されている植物由来のCNF(セルロースナノファイバー)の応用は未知数であり、本研究で使用する透明CNFは透明導電膜の基材としての適用が期待されている。本研究ではArプラズマ処理を用いてCNFに表面改質を施し,表面化学状態と接触角や表面粗さを計測した。Arプラズマ処理を行うと表面粗さが平坦になり、また接触角が低くなり親水性が向上した。XPS測定によると親水基の増加に起因していると考える。

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