高経年22 kVモールド変圧器のPD発生位相推移と劣化・破壊推定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-B-a1-1

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 宮川 瑞輝(九州工業大学), Yao Yuanhang(九州工業大学), 豊田 志苑(九州工業大学), 佐武 匠(九州工業大学), 河野 英昭(九州工業大学), 匹田 政幸(九州工業大学), 小迫 雅裕(九州工業大学), 原田 芳裕(東京電力パワーグリッド), 武井 勝俊(東京電力パワーグリッド), 池田 勝(東京電力パワーグリッド)

キーワード: 部分放電|モールド変圧器|絶縁破壊|部分放電トレンド分析|破壊推定|

要約(日本語): 本論文では、モールド変圧器の劣化状態の指標を検討するために高経年22 kVモールド変圧器が絶縁破壊するまでの部分放電発生位相の変化を評価した。その結果、部分放電発生位相は累積課電時間に対して拡大する傾向が確認できた。このことから、部分放電発生位相の長期的な観察からモールド変圧器の絶縁劣化を捉えることができる可能性があることが示された。

PDFファイルサイズ: 423 Kバイト