電動推進航空機向けモータ巻線モデルにおける低気圧環境下の部分放電特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-B-a2-1

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 梅本 貴弘(東京大学), 佐藤 正寛(東京大学), 坪井 雄一(宇宙航空研究開発機構), 熊田 亜紀子(東京大学)

キーワード: 部分放電|インバータサージ|繰り返しパルス|気圧|電動推進航空機|

要約(日本語): 電動推進航空機の実現に向けて要素技術の開発が各所で進んでいるが,電気絶縁に関しては,地上から巡航高度の気圧変化や低気圧環境を考慮した設計が要求される。一般には空気密度の減少に伴って絶縁性能が低下するものの,インバータサージのような急峻波形が加わる場合には,初期電子供給不足のため低気圧下で部分放電開始電圧が上昇するという報告もなされており,更なるデータ蓄積と適切な絶縁設計指針の獲得が必要である。本稿では,正弦波および両極性の繰り返しパルス電圧波形を用いて,モータ巻線モデルの部分放電特性を評価した。

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