大気圧プラズマによる導電性接着剤の硬化処理反応の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-C-a2-5

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 五十嵐 滉大(長岡技術科学大学), 佐々木 徹(長岡技術科学大学), 菊池 崇志(長岡技術科学大学), 高橋 一匡(長岡技術科学大学)

キーワード: 大気圧プラズマ|誘電体バリア放電|導電性接着剤

要約(日本語): 誘電体バリア放電によって生成した大気圧プラズマは、非熱的な処理が可能であるため、熱処理に代わる導電性接着剤の新たな硬化処理方法として検討されているが、導電性接着剤に対する大気圧プラズマの影響は明らかになっていない。そこで本研究では、大気圧プラズマによる導電性接着剤の硬化処理反応を検討することを目的として、シリコーン系とエポキシ系の導電性接着剤に対して大気圧プラズマ処理し、フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)を用いて処理時間ごとの変化を測定した。FT-IRスペクトルより、どちらの導電性接着剤も大気圧プラズマ処理によって重合反応が起こることを確認し、これにより硬化が促進していることを明らかにした。

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