正および負の磁歪材料を用いた漏れ磁束による荷重センサ

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-D-a1-3

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 亀嶋 友也(信州大学), 鈴木 涼平(信州大学), 田代 晋久(信州大学), 脇若 弘之(信州大学), 田山 厳(東北特殊綱), 小野寺 隆一(東北特殊綱), 渡辺 将仁(東北特殊綱)

キーワード: Ni|FeCo|磁歪材料|荷重センサ|漏れ磁束|

要約(日本語): 私たちが検討している荷重センサーは磁歪材料の逆磁歪効果を利用したものである。これまでの研究では、FeCo合金を用いた荷重センサを検討した。 FeCoの漏れ磁束変化率は1～100MPaの圧縮応力変化に対して約130%であることが確認され、FeCo合金を用いた漏れ磁束を利用した荷重センサの可能性が示された。そこで本論文では、Ni合金がFeCo合金とは逆の磁歪特性を有することに着目し、Ni合金の圧縮応力に対する漏れ磁束を測定した。FeCo合金は圧縮応力を加えることで漏れ磁束の変化率が134%と,漏れ磁束が増加するのに対し,Ni合金は圧縮応力を加えることで漏れ磁束の変化率が-78%と,漏れ磁束が減少することが確認できた。

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