電束密度センサを用いた部分放電検出とセンサ出力特性の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-F-a1-2

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 西村 凌汰(兵庫県立大学), 岡田 翔(兵庫県立大学), 上野 秀樹(兵庫県立大学)

キーワード: 部分放電|劣化診断|絶縁破壊|電束密度センサ

要約(日本語): 近年の電気設備の保守において絶縁破壊の前駆現象として部分放電を早期検知することは事故の予測保全において重要である。本研究では電束密度の時間変化率を測定する電束密度センサを用い部分放電の検知を行った。電束密度センサは設備の外部に取り付けることができるため、設備を停止することなく測定できる。また小型であり高感度に測定できるという利点がある。しかし、電束密度センサの信号特性に関する知見が少ないため、部分放電検知の取得原理が未解明であるという課題がある。そこで部分放電による放電電荷量と電束密度センサ信号の関係の調査を行った。調査方法としては、針対銅電極を用い、パルス電圧を印加させ部分放電を発生させた。

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