変圧器部分放電測定における気泡性PRPDパターン

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-F-a1-5

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 上野 大佑(三菱電機), 西森 将志(三菱電機), 吉田 成是(三菱電機), 山竹 厚(三菱電機), 北川 賢伸(三菱電機), 美濃 賢一(三菱電機), 上田 貢(三菱電機), 皆川 忠郎(三菱電機), 武藤 浩隆(三菱電機)

キーワード: 油入変圧器|部分放電|気泡|オミクロン

要約(日本語): 油入変圧器において絶縁油中に気泡が存在すると,部分放電が生じることがある。この部分放電は絶縁性能に影響をおよぼす可能性があるため,耐電圧試験時の部分放電測定では,その有害性の判断が重要である。これまで筆者らは,PRPD(phase resolved partial discharge)パターンを用いた有害性の判断を目的として,要素モデルを用いた実験により,気泡の挙動とPRPDパターンの関係を明らかにしてきた。今回は製品変圧器実器で観測されたPRPDパターンについて,要素モデル実験との比較を行ったので報告する。

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