1
/
の
1
聴覚刺激と視覚刺激の複合化がカラスの接近防止に及ぼす影響
聴覚刺激と視覚刺激の複合化がカラスの接近防止に及ぼす影響
通常価格
¥440 JPY
通常価格
セール価格
¥440 JPY
単価
/
あたり
税込
カテゴリ: 部門大会
論文No: 2-F-p1-3
グループ名: 【A】令和6年電気学会基礎・材料・共通部門大会
発行日: 2024/08/26
著者名: 白井 正樹(電力中央研究所), 杉下 裕司(中部電力パワーグリッド), 花岡 俊明(元中部電力)
キーワード: 鳥害|対策装置|電力流通設備|飼育実験|野生動物管理|ハシブトガラス
要約(日本語): 一般的なカラス対策として、カラス自身の警戒声を模した聴覚刺激は有効であることが知られているが、繰り返し使用した場合は馴れが生じることも示唆されている。本研究では、聴覚刺激のみ(カラスの警戒声)と、そこに視覚刺激(鏡)を加えた複合刺激のカラスに対する効果を調べ、刺激を複合化することの有効性を明らかにすることを目的とした。飼育下のカラスの餌場に、聴覚刺激のみ、もしくは複合刺激を設置したところ、両群ともコントロール条件下と比較して採食を開始するまでの時間が遅くなった。また、複合刺激を用いた群では採食を開始した後も餌場での総滞在時間は短くなることが確認された。このことから、複合刺激は単一刺激に比べてカラスに対する効果が高く、長期的なカラス対策につながる可能性が示唆された。
PDFファイルサイズ: 1,089 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
