全方位磁界結合型非接触給電に用いる上下二連円形送電コイルの検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-F-p1-6

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 越田 風太(千葉工業大学), 相知 政司(千葉工業大学)

キーワード: 磁界結合型非接触給電|全方位給電|送電コイルの形状|理論的最大効率|上下二連接続送電コイル|

要約(日本語): 近年,非接触給電技術は新たな給電技術として注目されている。_x000D_ しかし,磁界結合型非接触給電は,位置ずれや距離の変化により給電効率が低下するという問題がある。そこで,本研究では,安定した非接触電力給電が可能な全方位給電用送電コイル形状を提案し,解析ならびに実験より検討した。提案するモデルは,二つのコイルが上下に配置された送電側コイルである。EMpro を用いた数値電磁界解析,Vector Network Analyzer を用いた実験を行い,送受信コイルをそれぞれポートとして,2ポートでSパラメータを取得した。得られたSパラメータを2×2のZパラメータに変換することで,理論的最大効率を算出し,効率特性より提案モデルについて検討した。

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