レドックスフロー電池のインピーダンス特性測定条件の検討と充放電特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-F-p1-8

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 大野 航世(日本大学), 工藤 祐輔(日本大学), 矢澤 翔大(日本大学)

キーワード: 放電容量の推移|放電容量の減少率|抵抗損失の増加率|活性化損失の増加率

要約(日本語): 近年、脱炭素社会を目指し、再生可能エネルギーの導入が勧められている。しかし、これらの発電は安定して電力を供給することが難しい。この課題を解決するためにレドックスフロー電池が注目されている。この電池は溶液をポンプで循環させ、酸化還元反応を進行させ充放電させている。長期的に稼働が可能であるなどの利点があるがコストの面でまだ課題が残されている。過去の研究ではCole-Cole-Plotよりインピーダンス解析を行い、より安価で適切なイオン交換膜の選定を行っていた。しかし、試験条件に問題があることや損失の算出法にも問題があり、正確に測定が行えていない可能性が考えられた。本研究では適切な条件を定めて測定を行い、損失の算出も行う。

PDFファイルサイズ: 329 Kバイト