薄手化した等方性Nd-Fe-B系焼結磁石の特性向上に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-P1-17

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 本村 桐哉(長崎大学), 東 倖主(長崎大学), 山下 昂洋(長崎大学), 柳井 武志(長崎大学), 中野 正基(長崎大学), 福永 博俊(長崎大学), 永井 慧大(東京工業大学), 進士 忠彦(東京工業大学)

キーワード: Nd-Fe-B系磁石|焼結磁石|Tb|PLD(Pulsed Laser Deposition)|LIFT(Laser Induced Forward Transfer)|粒界拡散

要約(日本語): 本研究では,(1)小型デバイスへの応用や(2)LIFT(Laser Induced Forward Transfer)用ターゲットの開発を鑑み,薄手化された等方性Nd-Fe-B系焼結磁石の磁気特性向上を検討した。一般的に,ワイヤー放電加工等を用い,薄手化したNd-Fe-B系焼結磁石は,表層の2-14-1結晶粒への機械的損傷(表面酸化含む)により,J-Hループの角形性の劣化,ひいては(BH)maxが低下する。本研究では,「薄手化した異方性Nd-Fe-B系焼結磁石の表面改質法」を参考に,焼結磁石表面へのTb膜の成膜(Tb被覆)と熱処理による磁気特性の向上を検討した。

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