モンテカルロ法を用いた杉試験片の透過率計算に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-P1-28

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 長谷川 創一(愛媛大学), 杉元 宏行(愛媛大学), 門脇 一則(愛媛大学), 尾﨑 良太郎(愛媛大学)

キーワード: Monte-Carlo simulation|multiple scattering|transmission|reflection|wood|

要約(日本語): 近年,脱プラスチックの取り組みの一環として木材の利用が高まっており,年_x000D_ 輪模様や濃淡などの見た目の良さから,建築材料のみでなく,意匠材料としても_x000D_ 用いられている。しかし,木材は生物材料であり,その構造には複雑さやばらつ_x000D_ きがあることから,木材の見た目に関する研究が進められている。本研究では,_x000D_ 木材の繊維角度に対する光の光学特性の依存性の基礎研究として,モンテカル_x000D_ ロ法と呼ばれる乱数を用いた数値計算手法や,Henyey-Greenstein 散乱を用いる_x000D_ ことで,光を入射させたときの木材繊維内での光子のふるまいのシミュレー_x000D_ ションを行った。

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