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回転機絶縁システム適用に向けたセルロースナノファイバー成形板の樹脂含浸性と吸湿特性
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カテゴリ: 部門大会
論文No: 3-B-a1-3
グループ名: 【A】令和6年電気学会基礎・材料・共通部門大会
発行日: 2024/08/26
著者名: 岩永 拓実(TMEIC), 山下 優(TMEIC), 岡本 徹志(TMEIC), 古田 尚(利昌工業), 奥村 浩史(利昌工業), 安食 厚志(利昌工業), 山中 雄太(三菱電機), 木村 啓韻(名古屋大学), 小島 寛樹(名古屋大学), 早川 直樹(名古屋大学)
キーワード: Electrical Insulation for Rotating Machines|Cellulose nanofibers|Low environmental impact materials|Low dielectric constant materials
要約(日本語): 本研究では低環境負荷材料として注目されるセルロースナノファイバー成形板(CNF板)を回転機絶縁システムに適用することを検討している。CNF板は内部に極微小な空隙を持つことから、低誘電率化が期待される。しかし、回転機の製造工程の樹脂含浸によって空隙が埋まる可能性がある。そのため、含浸性を評価するために、断面観察・比誘電率の測定・PD特性を調査した。その結果、空隙は樹脂で埋まらないことが分かった。また、CNFには吸湿性があるので、温度を20℃で固定し、相対湿度をパラメータとして、吸湿性について評価を行った。その結果、相対湿度に関わらず、約7日間で吸湿量が飽和した。特に高湿度環境の溶解水の増加は、CNFの非晶部と残存ヘミセルロースの吸湿性が影響していると考えられる。
PDFファイルサイズ: 406 Kバイト
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