誘電エラストマーの伸長に依存する誘電率と その特性を考慮した発電出力評価に関する研究

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-B-a2-3

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 孫 徳傑(名古屋大学), 栗本 宗明(名古屋大学), 田河 和真(名古屋大学), 朱 世杰(福岡工業大学), 鈴置 保雄(愛知工業大学)

キーワード: 誘電エラストマー|エネルギーハーベスティトング|誘電率の伸長依存性|発電出力

要約(日本語): 誘電エラストマー(DE)は優れた柔軟性,軽量などの特徴を有し,小型発電素子として使用することができる。一方,DEシートの伸長による誘電率の低下が示されている。しかし,この誘電率の伸長依存性がDE発電出力に及ぼす影響は不明である。本研究では,DEシートの伸長に依存する誘電率を測定し,この測定結果を基にDEの誘電率の伸長依存性を考慮する発電出力の高精度評価方法を構築した。誘電率の伸長依存性がDE発電素子の充放電電荷量を低下させ,DE発電出力を正確に予測するにはDEシートの伸長による誘電率の低下を考慮する必要があることを明らかにした。

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