部分放電で発生する電磁波とTEVセンサ信号の伝搬損失

カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-F-a1-1

グループ名: 【A】令和６年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 石田 陽太郎(兵庫県立大学), 岡田 翔(兵庫県立大学), 上野 秀樹(兵庫県立大学), 牟田神東 達也(かんでんエンジニアリング)

キーワード: 部分放電|TEVセンサ|伝搬損失|電磁波

要約(日本語): TEV(Transient Earth Voltage)センサは設備への取り付けが容易という点から部分放電検出の方法として注目されている。TEVセンサは放電で発生する電磁波や放電電流による信号を受信すると考えられており、本稿ではその検証を行った。実験では、部分放電源とモノポールアンテナと金属板に取り付けたTEVセンサを用いて、電磁波とTEV信号の伝搬損失を測定した。その結果、TEVセンサを取り付けた金属板と部分放電回路のGNDを電気的に接続した場合、接続しない場合や電磁波と比べて、TEV信号の伝搬損失が少なく、さらに距離によらず伝搬損失の大きさが一定であることがわかった。

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