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パルス電圧コンディショニングによる有機絶縁体の真空沿面放電の基礎特性

パルス電圧コンディショニングによる有機絶縁体の真空沿面放電の基礎特性

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 4-F-a1-4

グループ名: 【A】令和6年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2024/08/26

著者名: 萩原 優希(埼玉大学), 山納 康(埼玉大学), 當間 康(荏原製作所)

キーワード: 真空|沿面放電|パルス電圧コンディショニング|有機絶縁体

要約(日本語): 本研究では絶縁破壊エネルギーを抑えた高電圧パルス電源装置を使用し,3 mm厚の有機絶縁体を挟む構成の電極のコンディショニングを行い,真空沿面耐圧に与える影響を調査した。_x000D_ パルス電源装置を用いたコンディショニングを行った後に直流高電圧印加試験を行いその効果を検証した結果,絶縁耐圧の大幅な上昇が確認された。また微小電流は40 kV印加時に数十 nA程度が観測された。更なる微小電流の低減を企図しコンディショニングを続行した結果最終的に絶縁物表面の炭化が発生し,大幅な耐圧の低下と微小電流の増大を招いた。_x000D_ この結果は放電エネルギーを抑えたパルス電圧を使用したコンディショニングであっても,耐熱性の低い有機絶縁体を含む構成の電極を対象とする場合無闇に絶縁破壊を起こしてはならないことを示唆している。

PDFファイルサイズ: 434 Kバイト

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