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MV/cm級強電界パルスで誘導されるタンパク質の変性に関する研究
MV/cm級強電界パルスで誘導されるタンパク質の変性に関する研究
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カテゴリ: 部門大会
論文No: 4-F-a2-2
グループ名: 【A】令和6年電気学会基礎・材料・共通部門大会
発行日: 2024/08/26
著者名: 遠藤 啓介(熊本大学), 津留崎 虹希(熊本大学), 勝木 淳(熊本大学)
キーワード: MV/cm|サブナノ秒パルス|OVA|BSA
要約(日本語): タンパク質は強弱様々な結合からなる階層的立体構造を持っており、分子内で電荷が偏在している。MV/cm級の外部電界はタンパク質の構造を変化させうることが数値計算で予測されているが、実験的に示した例はない。本研究の目的は、自製のサブナノ秒MV/cm級電界パルス(PEF)を用いて、外部電界でタンパク質が変性することを確かめ、その変性を階層構造レベルで明らかにすることである。ここでは、卵白由来アルブミン(OVA)とウシ血清アルブミン(BSA)について、1.3 MV/cmのPEFの影響を調べた。その結果、0.5 MV/cmを超えるPEFはOVAの三次構造を不可逆的に変化させることがわかった。一方のBSAの構造に有意な変化は見られなかった。
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