同一の発電機起動停止計画下での当日需給運用の最適化モデルと時系列モデルの比較検討
同一の発電機起動停止計画下での当日需給運用の最適化モデルと時系列モデルの比較検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 37
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Comparison of Optimization Model and Time-series Model for Intraday Electric Load Dispatching under Same Unit Commitment
著者名: 今中政輝(名古屋大学),小豆澤諒太(名古屋大学),羅恵丹(名古屋大学),栗本宗明(名古屋大学),杉本重幸(名古屋大学),加藤丈佳(名古屋大学)
著者名(英語): Masaki Imanaka (Nagoya University), Ryota Azukisawa (Nagoya University), Huidan Luo (Nagoya University), Muneaki Kurimoto (Nagoya University), Shigeyuki Sugimoto (Nagoya University), Takeyoshi Kato (Nagoya University)
キーワード: 発電機起動停止計画|需給運用|LFC調整力|予測誤差調整力|最適化|ルールベース|Unit commitment|supply and demand operation|LFC reserve|reserve for forecast error|optimization|rule-base
要約(日本語): 将来の再生可能エネルギー大量導入に向けて必要となる調整力の効果を定量的に分析するには,年間を通じた解析が重要となる。年間解析においては,前日時点で発電機の起動停止計画(UC)を最適化問題で解き,当日の需給運用も最適化を用いて行う方法(一括最適化法)が一般的である。しかし、一括最適化法は終日の残余負荷を既知として行われるため,現実よりも揚水発電の運用などが過度に最適化される懸念がある。一方,時系列の解析法を用いることで,その時点までに取得可能な情報に基づき,より高時間解像度で解析を行えると考えられる。本研究の目的は,将来の再エネ大量導入下での当日の需給運用を解析する上で,一括最適化法の解析結果を時系列解析法の解析結果と比較することにより,一括最適化法の運用方法の現実性を確認し,また,時系列解析法による高時間解像度の分析を行うことである。
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