スマートメータを活用した配電系統の高圧電圧推定手法の検討
スマートメータを活用した配電系統の高圧電圧推定手法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 106
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Study of High Voltage Estimation Method in Distribution System Utilizing Smart Meter
著者名: 篠崎一樹(東京電力ホールディングス),菅野伯浩(東京電力ホールディングス),宮里善貴(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): Ikki Shinozaki (Tokyo Electric Power Company Holdings), Norihiro Kanno (Tokyo Electric Power Company Holdings), Yoshitaka Miyazato (Tokyo Electric Power Company Power Grid)
キーワード: 配電系統|電圧推定|スマートメータ|センサ内蔵開閉器|distribution system|voltage estimation|smart meter|information technology switch
要約(日本語): 従来の配電系統の電圧分布は,系統の立ち上がりから末端に向けて負荷と線路インピーダンスに応じて電圧降下していたため,系統の電圧分布を容易に把握できていた。近年,配電系統へ太陽光発電の連系量が増加し,系統の電圧分布が複雑化してきた。これに伴い,需要家への供給電圧が電気事業法で定める規定値を逸脱するリスクがある。このような背景のもと,配電系統の電圧分布をより高精度に把握するため,スマートメータ(SM)での計測情報を活用し,配電系統の電圧推定手法を検討した。SMとセンサ内蔵開閉器での計測情報により潮流計算を実施し,配電系統の電圧推定を実施し,実測値との誤差が高圧6600Vに対し1%未満となった。
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