配電系統の電圧不平衡補償を考慮したSVRの最適配置及び最適制御手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 112

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Optimal Control and Placement Method for SVR Considering Voltage Unbalance Improvement in Distribution Systems

著者名: 仲泊明徒（琉球大学），千住智信（琉球大学），高橋弘（富士電機）

著者名(英語): Akito Nakadomari (university of the ryukyu), Tomonobu Senjyu (university of the ryukyu), Hiroshi Takahashi (Fuji Electric Co, Ltd)

キーワード: 配電系統|電圧不平衡|損失最小化|自動電圧調整器|distribution system|voltage unbalance|loss minimization|step voltage regulator

要約(日本語): 再生可能エネルギー普及への取り組みの活発化による単相分散型電源の増加といった原因から，電圧不平衡が増加する懸念がある。電圧不平衡の増加は分散型電源導入の抑制へ繋がる可能性があるため，電圧不平衡の改善が求められる。そこで本研究では，三相個別にタップ制御可能なSVR（3φSVR）を仮定し，電圧不平衡の改善を考慮しつつ，配電損失を最小化する3φSVRの最適制御・最適配置手法を提案する。提案手法では，不平衡負荷，日負荷曲線，PVの導入が考慮される。シミュレーションによって，各不平衡指標が制約値を満足することを確認し，提案手法の有効性を確認した。

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