配電系統における太陽光発電連系時の簡易電圧計算手法の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 115

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Study on Simple Voltage Calculation Method for Distribution System with Photovoltaic Generation System

著者名: 河野高一郎（四国総合研究所），山地英樹（四国総合研究所），三宅靖彦（四国電力送配電）

著者名(英語): Kouichiro Kouno (Shikoku Research Institute Inc.), Hideki Yamaji (Shikoku Research Institute Inc.), Yasuhiko Miyake (Shikoku Electric Power Transmission & Distribution Company, Incorporated)

キーワード: 高圧配電系統|潮流計算|太陽光発電|high-voltage distribution system|power flow calculation|photovoltaic generation system

要約(日本語): 近年, 配電系統への太陽光発電 (PV) の導入が積極的に進み, 配電系統に高圧PVを新しく連系する場合には潮流計算を用いて詳細に系統電圧を検討している。一方, 作業停電時や事故停電時には高圧PVを常時とは異なる系統へ臨時的に接続することがあるが, 従来の潮流計算を用いた手法では検討に時間を要する一方，簡易計算を用いた手法では検討結果に誤差が懸念される。このため，事前にモデル系統にてPV連系時の電圧変動を潮流計算により系統条件毎に網羅的に求めておき, 運用時には系統条件を指定することで所要の電圧変動を即座に得る手法を検討した｡ 提案手法について,モデルケースによる検証の結果, 系統電圧の維持面で潮流計算と同程度であることを確認したため, 報告する。

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