自律負荷制御による周波数変動抑制実験の分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 132

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Analysis of experiment on frequency fluctuation suppression by autonomous load control

著者名: 山下嗣登（東京理科大学），近藤潤次（東京理科大学）

著者名(英語): Hideto Yamashita (Tokyo University of Science), Junji Kondoh (Tokyo University of Science)

キーワード: 自律制御負荷|周波数変動|周波数変化|周波数変化率|autonomous load control|frequency fluctuation|frequency deviation|rate of change of frequency

要約(日本語): 本研究では, 負荷自身が検出した周波数変動に基づき消費電力を変化させることで需給バランス維持に貢献する「自律負荷制御」を提案している。以前の研究では，周波数偏差(Δf)に加えて周波数変化率(df /dt)に閾値を設定した制御法による，周波数変動抑制効果の改善を報告した。しかし実験データを精査したところ, ON/OFF指令した制御ボードの台数と消費電力の変動が合っておらず, 数台の自律制御負荷が指令通りに動作しなかったと考えられる。本発表では制御ボードを改良した上で実験を行い, そのデータを分析することで, 自律負荷制御による周波数変動抑制効果を再度検証した結果を報告する。

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