インバランス平準化を考慮した蓄電池による太陽光発電の計画発電手法に関する検討
インバランス平準化を考慮した蓄電池による太陽光発電の計画発電手法に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 135
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Study on Photovoltaic System Dispatch Control with Battery Energy Storage Considering Leveling Imbalance
著者名: 劉安東(早稲田大学),石井英雄(早稲田大学),林泰弘(早稲田大学),朱桂萍(清華大学)
著者名(英語): Anto Ryu (Waseda University), Hideo Ishii (Waseda University), Yasuhiro Hayashi (Waseda University), Guiping Zhu (Tsinghua University)
キーワード: 蓄電池|太陽光発電|計画発電|インバランス平準化|Battery Energy Storage|Photovoltaic System|Dispatch Control|Leveling Imbalance
要約(日本語): 大規模PVをスポット市場に参入させる場合,実績値と計画値との差分であるインバランスの削減が求められるが,一般的に蓄電池の大容量化が必要であり,現状では依然として高い導入コストが経済面における課題となっている。電力システムの需給調整に寄与する方法として,インバランスを削減する他に,これを平準化することも,調整用発電機の運転予備力や最大変化速度の制約の負担が軽減されるため有効な方法だと考えられる。そこで本稿では,スポット市場入札を対象にインバランス平準化を考慮した蓄電池による太陽光発電の計画発電手法を提案する。太陽光発電の短時間先予測を活用して併設された蓄電池の充放電制御を行い,インバランスを平準化することで,蓄電池の大容量化に伴う追加導入コストを抑えつつ需給調整への貢献を図る。
PDFファイルサイズ: 380 Kバイト
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