自家用ガスタービン発電機を有する大口需要家の周波数低下時のシミュレーション
自家用ガスタービン発電機を有する大口需要家の周波数低下時のシミュレーション
カテゴリ: 部門大会
論文No: 140
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): A Simulation on Frequency Drop in a Large-Customer with a Non-Utility Gas Turbine Generator
著者名: 前享志郎(名古屋工業大学),青木睦(名古屋工業大学),壹岐浩幸(富士電機),加戸良英(旭化成)
著者名(英語): Kyoshiro Mae (Nagoya Institute of Technology), Mtsumi Aoki (Nagoya Institute of Technology), Hiroyuki Iki (Fuji Electric co., Ltd.), Yoshihide Kado (Asahi Kasei Corp.)
キーワード: 自家用発電設備|ガスタービン|周波数低下|MATLAB/Simulink|Non-utility generator|Gas turbine|Frequency Drop|MATLAB/Simulink
要約(日本語): 石油精製や鉄鋼等を扱う大口需要家は,コスト削減や安定した電力供給を目的として自家用発電設備を有している。このうち自家用ガスタービン発電機(GTG)には,回転数変化に鋭敏な機種があり,安定運転維持への課題が懸念されている.電力系統の擾乱発生時には,周波数低下リレーの動作までに,GTGに不具合が生じ,大口需要家の操業並びに電力系統の安定運用に影響すると考えられる。この対策には,GTGを有する大口需要家を含む電力系統解析を行う必要があり,詳細なガバナモデルを含むGTGの解析モデル構築が求められている。本研究では,GGOV1モデルをベースとしたGTGガバナモデル並びにGTGを有する簡易的な大口需要家の電力系統解析モデルを構築し,周波数低下時の電気的挙動についてシミュレーションを行い,検討した。
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