エージェントベースシミュレーションによる複数の卸電力市場における裁定取引の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 155

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Preliminary Study on Multi-Agent Simulation of Physical and Financial Transactions in Plural Electricity Wholesale Markets

著者名: 吉田太亮（東京理科大学），山口順之（東京理科大学），倉橋節也（筑波大学）

著者名(英語): Taisuke Yoshida (Tokyo University of Science), Nobuyuki Yamaguchi (Tokyo University of Science), Setsuya Kurahashi (University of Tsukuba)

キーワード: 卸電力市場|裁定取引|マルチエージェントシミュレーション|先渡市場|スポット市場|時間前市場|Wholesale market|Arbitrage|Multi-agent simulation|forward market|day-ahead market|hour-ahead market

要約(日本語): 電力システム改革により新たな市場の導入により、卸電力市場参加者の入札行動が変化し、市場価格に影響を及ぼすことが予想される。 現在、電力卸売市場（日本卸電力取引所JEPX）により電力の売買が行われており、取引を行うのは現物の取引を行う市場参加者（現物取引者）と裁定取引を目的とした市場参加者である。電力市場は先渡市場、前日市場そして時間前市場に分けられる。本研究の目的はマルチエージェント手法を用いて人工電力市場を構築することで各市場の現物取引者と裁定取引者の有無によりどのような影響を市場に与えるかを明らかにする。

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