予測の不確実性を考慮したヒートポンプ給湯機のロバストな運用手法の開発
予測の不確実性を考慮したヒートポンプ給湯機のロバストな運用手法の開発
カテゴリ: 部門大会
論文No: 182
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Development of Robust Operation Method for a Heat Pump Water Heater Considering Uncertainty of Prediction
著者名: 中村春毅(東京農工大学),根岸信太郎(東京農工大学),池上貴志(東京農工大学)
著者名(英語): Haruki Nakamura (Tokyo University of Agriculture and Technology), Shintaro Negisi (Tokyo University of Agriculture and Technology), Takashi Ikegami (Tokyo University of Agriculture and Technology)
キーワード: ヒートポンプ給湯機|予測の不確実性|電力需給調整|Heat Pump Water Heater|Uncertainty of the Prediction|Power Supply and Demand Adjustment
要約(日本語): 本研究では,家庭用ヒートポンプ給湯機について,誤差を含む給湯需要の予測値を基に立てられた運用計画が与えられたとしても,リアルタイムで運用計画を変更することで,貯湯槽内の湯を切らすことなく給湯需要の実績値を満たすことができる運用手法の開発に向け,前段階として,計画に対して運用を変更する手法を2種類提案し,予測の不確実性を考慮したヒートポンプ給湯機の運用手法を開発する際に考慮すべき要素を明らかにした.その結果,消費電力と湯切れの発生リスクはトレードオフの関係にあるため,新たな手法を考える際はこの二つの要素のバランスについて考慮すべきであることが分かった.また,蓄熱量の下限値についてもパラメータとして考慮する必要があることが分かった.
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