Grid Forming Inverterの負荷変動時における系統安定化効果の基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 198

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Basic Study on Stabilizing Effect of Grid Forming Inverter in Load Fluctuation Condition

著者名: 成田匠（東京都市大学），杉森聡（東京都市大学），太田豊（大阪大学），中島達人（東京都市大学），三ツ木康晃（東芝三菱電機産業システム），寺園隆宏（東芝三菱電機産業システム），橋口弘（東芝三菱電機産業システム）

著者名(英語): Takumi Narita (Tokyo city univercity), Satoshi Sugimori (Tokyo city univercity), Yutaka Ota (Osaka univercity), Tatsuhito Nakajima (Tokyo city univercity), Yasuaki Mitsugi (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation), Takahiro Terazono (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation), Hiroshi Hashiguchi (Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation)

キーワード: grid forming inverter|grid forming control|インバータ|分散型電源|慣性|grid forming inverter|grid forming control|inverter|distributed power source|inertia

要約(日本語): 環境問題などの背景から，再生 可能エネルギーを用いた分散型電源の導入増加が予想され る。同期発電機は，慣性や同期 化力を備えており，系統擾乱時に電力系統を安定化させる 能力がある。太陽光･風力発電などの分散型電源は，インバータを介して系統連系されているが、インバー タは慣性･同期化力といった特性がない。そのた め分散型電源の導入が増加する と，擾乱発生時に電力系統の安定度が低下する懸念がある。 分散型電源用インバータの制御に交流電圧源を電圧制 御するGFM (Grid Forming Control)が存在する。GFMは出 力交流電圧の振幅と位相を制御し，負荷変動を瞬時に 補償や自立運転が可能である。本論文ではGFMの負荷変動応答の基礎検討結果を報告する。

PDFファイルサイズ: 1,581 Kバイト