TIMES-JMRT Gridを用いた2050年二酸化炭素排出量80%削減目標に向けた電源構成と系統増強計画の最適化分析
TIMES-JMRT Gridを用いた2050年二酸化炭素排出量80%削減目標に向けた電源構成と系統増強計画の最適化分析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 208
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Optimal Analysis on Geenration Mix and Grid Expansion using TIMES-JMRT Grid Model for 80% Reduction Target of CO2 until 2050
著者名: 安田陽(京都大学),濱崎博(デロイト トーマツ コンサルティング)
著者名(英語): Yoh Yasuda (Kyoto University), Hiroshi Hamasaki (Deloitte Tohmatsu Consulting LLC)
キーワード: 経済モデル|系統計画|再生可能エネルギー|変動性再生可能エネルギー|風力発電|太陽光発電|Economic Model|Grid Planning|Renewable Energy|VRE|Wind Power|Photovoltaic
要約(日本語): パリ協定を順守するため、日本の長期計画も2016年に閣議決定された『地球温暖化対策計画』において「2050年までに80%の温室効果ガスの削減を目指す」と明記された。そこで本研究では、「2050年までに80%の温室効果ガスの削減」を外生的条件として社会コストを最小化させる電源構成を考えるために、国際的に定評ある技術経済モデルであるTIMESをベースとしたJMT-Gridモデルを用いて、最適化計算を行なった。JMT-Gridモデルによる最適化の結果、電力系統の拡充を行わない場合、北海道や東北にコストの安い陸上風力発電の開発が進み、2050年までに再エネ導入率が79%に達することが明らかとなった。
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