対称性原理に基づく交流電力の計測

カテゴリ: 部門大会

論文No: 241

グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2020/08/28

タイトル(英語): Measuring AC Power Based on Symmetry Principles

著者名: 関建平（三菱電機）

著者名(英語): Kempei Seki (Mitsubishi Electric Corporation)

キーワード: 交流電力|ゲージ電力群|周波数特性|対称性原理|群論|不変量|AC power|Gauge power group|Frequency characteristics|Symmetry principles|Group theory|Invariant

要約(日本語): これまで、交流信号の対称性を踏まえた、対称性原理の電気量計測への応用について検討を進めてきた。本稿では、連続的な四つの電圧ベクトル及び電流ベクトルにより鏡映対称性を有しているゲージ電力群を構築し、それぞれ積4値加算によるゲージ有効電力及び積6値加減算によるゲージ無効電力計算式を提案する。最後に、本稿の交流有効電力の積4値加算値と前文献の積3値加算値との比較計算を行い、周波数特性が大幅に改善されたことを確認した。

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