オンライン事前演算形系統安定化システムの計算負荷低減に関する一検討
オンライン事前演算形系統安定化システムの計算負荷低減に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 242
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Reducing Computational Burden for On-line Pre-fault Calculation type of a Special Protection Scheme
著者名: 松原貢(中部電力パワーグリッド),平神真也(中部電力パワーグリッド),久留島智博(三菱電機),坂口広二(三菱電機),小和田靖之(三菱電機),押田秀治(三菱電機)
著者名(英語): Takumi Matsubara (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Shinya Hiragami (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Tomohiro Kurushima (Mitsubishi Electric Corporation.), Koji Sakaguchi (Mitsubishi Electric Corporation.), Yasuyuki Kowada (Mitsubishi Electric Corporation.), Hideharu Oshida (Mitsubishi Electric Corporation.)
キーワード: 系統安定化システム|過渡安定度|脱調|special protection scheme|transient stability|out of step
要約(日本語): 近年導入拡大が進む再エネ電源は気象状況により出力が変化しやすく,演算周期内に系統状態が大きく変化する場合があり制御量の過不足が生じる可能性がある。このため,計算負荷を低減し可能な限り演算周期を短縮したいというニーズが存在する。一方,電源線故障時における同期安定性維持のために再エネ電源の制御を実施するというシミュレーションにおいて故障除去後に同期発電機が脱調し,その出力が0になる時間と当該同期発電機を安定化可能な再エネ電源の必要制御量に強い相関を有することを確認した。そこで本稿では,この関係性を用いたオンライン事前演算形系統安定化システムの計算負荷低減手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 456 Kバイト
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