分散電源大量導入時のコネクト&マネージを考慮したローカル系統信頼度の基礎検討
分散電源大量導入時のコネクト&マネージを考慮したローカル系統信頼度の基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 249
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): A Basic Study on the Reliability of Local Power System with “Connect and Manage” when a large number of distributed power sources are introduced
著者名: 見山友樹(横浜国立大学),中地芳紀(中部電力),Suresh Chand Verma(中部電力),辻隆男(横浜国立大学),大山力(横浜国立大学)
著者名(英語): Yuki Miyama (Yokohama National University), Yoshiki Nakachi (Chubu Electric Power Company, Inc.), Suresh Chand (Chubu Electric Power Company, Inc.), Takao Tsuji (Yokohama National University), Tsutomu Oyama (Yokohama National University)
キーワード: コネクト&マネージ|分散電源|信頼度|電圧位相差|connect and manage|distributed generation|reliability|voltage phase difference
要約(日本語): 近年、再生可能エネ ルギーを利用した分散電源が国内で増加しており、将来的に既存の送電設備の空き容量がひっ迫することが予想される。そこで、従来の送電線運用方法を見直し、より効率的に運用を行う枠組みとして、コネクト&マネージが検討されている。 本研究ではコネクト&マネージが導入された際、従来系統と比較し系統信頼度がどのように変化するか検討を行った。本検討結果からコネクト&マネージを適用することで、適用前と比較して発電機容量が増加するものの、切替箇所の位相差が広がることで切替操作が行えない可能性があることが判明した。よって、信頼度向上のために事故時において自系統だけでなく、隣接部分系統の状態次第で分散電源の出力抑制が必要であることが確認された。
PDFファイルサイズ: 534 Kバイト
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