近距離線路故障(SLF)模擬回路特性の測定法に関する検討
近距離線路故障(SLF)模擬回路特性の測定法に関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 285
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Study for Measurement Method of Short Line Fault (SLF) Artificial Line Characteristics
著者名: 赤星卓勇(三菱電機),宮本祐也(三菱電機),木村涼(三菱電機),常世田翔(三菱電機),皆川忠郎(三菱電機)
著者名(英語): Takao Akahoshi (Mitsubishi Electric Corporation), Yuya Miyamoto (Mitsubishi Electric Corporation), Ryo Kimura (Mitsubishi Electric Corporation), Sho Tokoyoda (Mitsubishi Electric Corporation), Tadao Minagawa (Mitsubishi Electric Corporation)
キーワード: 近距離線路故障|過渡回復電圧|振幅率|CT|シャント抵抗|周波数特性|Short line fault|Transient recovery voltage|Peak factor|CT|Shunt resistor|Frequency characteristics
要約(日本語): 近距離線路故障遮断試験に用いる模擬送電線路(以下SLF回路と記す)の特性は、規格のコンデンサ電流注入法による小電流通電で測定された電圧、電流波形から評価される。実際の遮断試験ではSLF回路に数 kA程度の大電流が通電されることから、小電流で測定されたSLF回路の特性が大電流でも変化しないものとして扱われている。しかし、これまで、SLF回路特性の電流依存性についての報告例はほとんど見当たらない。本稿では、アーク電圧の低いVCBを理想スイッチと見なして、SLF回路に大電流を通電した場合と小電流通電した場合について、SLF回路の特性を比較した結果について報告する。合わせて、電流測定用のCT、シャントの特性を比較した結果も報告する。
PDFファイルサイズ: 1,002 Kバイト
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