便益性(寿命)を向上させた三元合金めっき鋼より線及び巻付グリップの評価試験結果について
便益性(寿命)を向上させた三元合金めっき鋼より線及び巻付グリップの評価試験結果について
カテゴリ: 部門大会
論文No: 291
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): Test Report of Long-lived Benefit gained by Ternary Alloy for Galvanized Steel Wire and Preformed Wire Grip
著者名: 遠藤真之(ジェイ-ワイテックス),村岡良馬(ジェイ-ワイテックス),宮崎幸一(北日本電線),本間絹二(北日本電線)
著者名(英語): Msayuki Endo (J-WiTEX CORRPORATION), Ryoma Muraoka (J-WiTEX CORRPORATION), Koichi Miyazaki (Kitanihon Electric Cable Co.,Ltd.), Kinuji Honma (Kitanihon Electric Cable Co.,Ltd.)
キーワード: 三元合金めっき|支線|巻付グリップ|耐食性|寿命|配電線|Zn-Al-Mg Alloy Coating|Guy Wire|Preformed Wire Grip|Anti-Corrosion|Life time|Distribution Power Line
要約(日本語): 現在,配電線の支線等に使用されているGSWにおいて,沿岸地域などで腐食による障害が報告されている。GSWの長寿命化を図ることにより,工事費削減やそれに伴うCO2の削減による便益性の向上が期待できる。著者らは耐食性を高めた三元合金めっき鋼より線GSRを開発し,送電分野では地線として採用されている。今回,GSRを配電,?道分野等に適用することを念頭に巻付グリップを施し耐食性を評価した。耐食性の評価として,塩水噴霧試験,野外暴露試験を行なうとともに,電気化学測定を実施し耐食性の確認を行なった。これにより,GSRはGSWよりも高い耐食性を有し,巻付グリップにおいても三元合金めっきを施すことで,高耐食を示すことを確認した。
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