落雷頻度データを用いた配電線雷事故評価に関する一検討
落雷頻度データを用いた配電線雷事故評価に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 307
グループ名: 【B】令和2年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2020/08/28
タイトル(英語): A Study on Evaluation of outage due to lightning on Distribution Lines Using Lightning Frequency Data
著者名: 本田秀樹(石巻専修大学),佐藤智之(東北電力),小柳遼平(東北電力ネットワーク)
著者名(英語): Hideki Honda (Ishinomaki Senshu University), Tomoyuki Sato (Tohoku electric power Company), Ryohei Oyanagi (Tohoku electric power network Company)
キーワード: 配電線|雷|落雷頻度|相関|distribution line|lightning|lightning frequency data|correlation
要約(日本語): 落雷頻度データは、落雷位置標定システム(LLS)により観測されたFlashあるいはStroke数が用いられることが多いものの、このいずれが配電線雷事故評価の指標として適しているかを検討した事例は少ない。本研究では2005年~2016年までの東北および新潟エリアの全配電線雷事故数(停電)と東北電力LLSによって捕捉されたFlash・Stroke数の関係を分析した結果、Flashのほうが配電線の雷事故リスクを適正に評価し、対策効果を検証する指標として適していることを示した。またFlash数に基づいて算出した夏季と冬季それぞれの配電線雷事故率より、東北および新潟エリアでみると、冬季の1回の落雷で停電事故になる確率は夏季の3倍程度になることを示した。
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