電圧逸脱リスクの回帰分析を用いたSVR整定値のリアルタイム補正手法の評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 102

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Evaluation of Real-time Correction of SVR Control Parameter with Regression Analysis of Voltage Violation Risk

著者名: 村上晃平（早稲田大学），芳澤信哉（早稲田大学），林泰弘（早稲田大学），近藤宏（中部電力パワーグリッド），金沢由樹（中部電力パワーグリッド），野村英生（中部電力パワーグリッド），梶川拓也（中部電力パワーグリッド）

著者名(英語): Kohei Murakami (Waseda University), Shinya Yoshizawa (Waseda University), Yasuhiro Hayashi (Waseda University), Hiroshi Kondo (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Yuki Kanazawa (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Hideo Nomura (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.), Takuya Kajikawa (Chubu Electric Power Grid Co., Inc.)

キーワード: 配電系統|PV|SVR|電圧制御|回帰分析|distribution system|PV|SVR|voltage control|regression analysis

要約(日本語): 本研究では，これまでに検討してきた配電系統の計測情報を用いたSVR整定値のリアルタイムな補正手法について，補正対象及び統計モデルの違いによる電圧制御性能への影響を評価した。提案する電圧制御手法では，まず，既開発手法によって過去の配電系統の計測情報を用いて基準となるSVR整定値の時系列を最適化した。そして，リアルタイムな計測情報から変電所送り出し電圧，PV発電量および負荷曲線の特徴量を算出し，回帰分析に用いることで逐次的に電圧逸脱リスクを考慮して整定値の補正を行った。シミュレーションの結果，補正対象と統計モデルを適切に選定した提案手法により電圧逸脱量とSVRのタップ動作回数を低減する可能性が明らかとなった。

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