配電系統での単独運転における系統構成選定手法の開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 114

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Development of Grid Configuration Method for Islanding

著者名: 山本将士（日立製作所），友部修（日立製作所）

著者名(英語): Masashi Yamamoto (Hitachi, Ltd.), Osamu Tomobe (Hitachi, Ltd.)

キーワード: 単独運転|配電系統|レジリエンス|系統構成|突入電流|grid islanding|distribution grid|resilience|grid configuration|inrush current

要約(日本語): 近年増加する災害に伴う大規模停電からの早期復旧を目的とし，分散電源での電力供給で停電地域を縮小する配電系統の局所的な単独運転を対象に復旧系統構成手法を開発した。単独運転開始時，復旧する負荷容量に応じた突入電流が系統に流れる。過大な突入電流による分散電源トリップ回避のため，運用時は過剰に見積もった突入電流をもとに系統構成し，復旧可能な負荷を一部復旧できないことが課題として考えられる。本研究では，突入電流解析により分散電源トリップを予測することで，復旧負荷容量を最大化する系統構成を可能とした。有効性検証にて従来の系統構成手法より復旧負荷容量50%増加を確認し，単独運転への適用見込みを得た。

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