高次高調波の解析のための系統連系用インバータモデルの提案

カテゴリ: 部門大会

論文No: 117

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Proposal of the Grid-Connected Inverter Modeling for High-Order Harmonics Analysis

著者名: 福島健太郎（電力中央研究所），岡田有功（電力中央研究所）

著者名(英語): Kentaro Fukushima (Central Research Institute of Electric Power Industry), Naotaka Okada (Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 高調波|系統連系用インバータ|配電系統|直列共振|Harmonics|Grid-connected inverter|Distribution system|Series resonance

要約(日本語): 本稿では，高次高調波の解析用の系統連系用インバータモデルを提案する。提案モデルは，高次高調波成分を周波数とした正弦波交流電圧源と連系リアクトル，高調波フィルタのコンデンサで構成される。電圧源の振幅は，系統電圧やインバータの直流電圧などから算出される。配電系統の末端に2台のインバータが並列に接続されている状況を模擬した回路を用いて，高次高調波の特性解析を実施した。その結果，解析結果は，実験結果と同様の傾向であることを確認した。これにより，提案モデルの妥当性が確認できた。

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