需給調整市場を考慮した需給・周波数解析モデルの改良

カテゴリ: 部門大会

論文No: 131

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Improvement of Simulation Models for Automatic Generation Control Considering the Balancing Market

著者名: 坂倉諒宣（名古屋工業大学），中村勇太（名古屋工業大学），青木睦（名古屋工業大学）

著者名(英語): Akinobu Sakakura (Nagoya Institute of Technology), Yuta Nakamura (Nagoya Institute of Technology), Mutsumi Aoki (Nagoya Institute of Technology)

キーワード: 需給調整市場|調整力|負荷周波数制御|AGC30モデル|Balancing Market|Power Adjustment|Load Frequency Control|AGC30 model

要約(日本語): 太陽光発電に代表される自然変動電源の導入増加に伴い，需給アンバランスを解消するための出力調整能力が不足することが懸念されていることを背景に，今後，需給調整市場から調整力調達が増加していくことが見込まれる。しかしながら，需給調整市場の価格や応答時間等の要件に沿った調整力調達を前提とした，電力需給運用に関する検討は十分に行われていない。そこで本発表では，需給調整市場の中でも二次調整力①の区分に着目し，需給調整市場からの調整力調達を考慮した需給・周波数解析モデル（AGC30モデル）を改良するとともに，シミュレーションにより改良した需給・周波数解析モデルの動作検証および経済性評価の結果について報告する。

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