ノンファーム型接続対象の特別高圧発電設備に関するIEC 61850ベースの伝送仕様の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 141

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): IEC 61850-based Specifications of Data Transmission for Generators under Non-firm Access Contracts

著者名: 大谷哲夫（電力中央研究所），サロジュ パウデル（電力中央研究所），石平祥起（東京電力パワーグリッド），長野博司（東京電力パワーグリッド）

著者名(英語): Tetsuo Otani (CRIEPI), Saroj Paudel (CRIEPI), Yoshioki Ishihira (TEPCO Power Grid, Incorporated), Hiroshi Nagano (TEPCO Power Grid, Incorporated)

キーワード: コネクト&マネージ|出力制御|論理ノード|connect & manage|production control|logical node

要約(日本語): 日本版コネクト＆マネージの一つであるノンファーム型接続では，送電設備の運用容量と想定される送電電力との差に空きがあるときに，送電系統アクセスを認める。このため，送電設備の空き状況に応じた出力制御値をノンファーム電源に送信する必要があるが，現在利用されている伝送仕様は一般送配電事業者ごとに異なる。今後のさらなる再生可能エネルギーの導入拡大に向けては，出力制御値の伝送仕様を標準化することが望ましい。このような背景から，本論文では，66 kV以上の特別高圧系統に連系するノンファーム電源に対する出力制御値等を，電力用通信の国際標準であるIEC 61850に基づいて伝送するための仕様案について述べる。

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