風向板取付時の往復気流中における6枚翼垂直軸タービンに関する検討―ソリディティが負荷特性に及ぼす影響―

カテゴリ: 部門大会

論文No: 160

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Study on 6-Blade Vertical Axis Turbine in Reciprocating Airflow Setting Wind Direction Plates-Effect of Solidity for Load Characteristics-

著者名: 遠藤良悟（日本大学），辻健太郎（日本大学），直井和久（日本大学），吉川将洋（日本大学），吉田和範（日本大学），嶋俊雄（日本大学），槻舘悦浩（日本大学），塩野光弘（日本大学）

著者名(英語): Ryogo Endo (Nihon University), Kentaro Tsuji (Nihon University), Kazuhisa Naoi (Nihon University), Masahiro Yoshikawa (Nihon University), Kazunori Yoshida (Nihon University), Toshio Shima (Nihon University), Etsuhiro Tsukidate (Nihon University), Mitsuhiro Shiono (Nihon University)

キーワード: OWC型波力発電|往復気流発生装置|垂直軸タービン|風向板|OWC type wave power generation|Reciprocating airflow generator|Vertical axis turbine|Wind direction plates

要約(日本語): 我々は，これまでに振動水柱型波力発電装置内にて発生する往復気流を模擬する往復気流発生装置を製作し，風量を特定の回転位置にある翼に集めるため風向板を取り付け，実験を行ってきた。キャンバー線長を一定にした場合，風向板取付角が5，6枚翼垂直軸タービンの負荷特性に及ぼす影響について検討し，6枚翼の方が大きな出力を得ることを明らかにした。本稿では，風向板取付時に翼枚数を6枚翼一定にした場合，ソリディティが負荷特性に及ぼす影響について検討を行った。その結果，風向板取付角を30°とした場合，ソリディティ0.450以下においては負荷特性として適し，リディティ0.525は風向板取付角を20°とした場合，出力最大になることを明らかにした。

PDFファイルサイズ: 542 Kバイト