DEA法を用いた小規模電力系統における風力発電の周波数制御
DEA法を用いた小規模電力系統における風力発電の周波数制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: 164
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): A Frequency Control of Wind Power in Small Power Grids by Using Data Envelopment Analysis
著者名: 石橋博和(明治大学),熊野照久(明治大学)
著者名(英語): Hirokazu Ishibashi (Meiji University), Teruhisa Kumano (Meiji University)
キーワード: 包絡分析法|風力発電機|パラメータ最適化|周波数変動|感度分析|data envelopment analysis|wind power generator|parameter optimization|frequency fluctuation|sensitivity analysis
要約(日本語): この論文では,包絡分析(DEA)法を使用したPI制御の制御パラメータの最適化について検討する。近年,地球温暖化問題の対策として風力発電の導入量が急速に伸びており,特に離島などの小規模電力系統において導入が進んでいる。しかし,風力発電を導入することによって周波数変動を引き起こす可能性があり,対策が必要である。著者らは,周波数制御方式として検討事例が多いPI制御に注目した。一般的に,PI制御における制御パラメータは試行錯誤的な調整例が多く,最適値を求めることが困難である。そこで,制御パラメータの最適化を多目的最適化問題とし,DEA法を行い,感度分析を適用することで制御パラメータの最適化を行った。本研究では,提案手法によって求めた制御パラメータを用いることで従来手法を用いた場合よりも結果が改善され,周波数変動を抑制することが確認できた。
PDFファイルサイズ: 463 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
