風力発電の長周期変動緩和要件対応のための予測を用いた蓄エネルギー装置による指定時間帯一定制御
風力発電の長周期変動緩和要件対応のための予測を用いた蓄エネルギー装置による指定時間帯一定制御
カテゴリ: 部門大会
論文No: 166
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): Constant Control during Designated Time by Energy Storage System using Forecast for the Grid Code of Long-term Fluctuation for Wind Power System
著者名: 後藤立真(福井大学),重信颯人(福井大学),伊藤雅一(福井大学)
著者名(英語): Tatsuma Gotou (University of Fukui), Ryuto Shigenobu (University of Fukui), Masakazu Ito (University of Fukui)
キーワード: 風力発電|蓄エネルギー装置|充電率|wind power generation|energy storage system|state of charge
要約(日本語): 再生可能エネルギーの出力は天候に左右されるため,急激な出力変動により系統運用への影響が懸念される。そこで,送配電事業者は系統への影響を軽減するため,連系要件として長周期・短周期変動要件を設けることがある。これを満たすためには蓄エネルギー装置(ESS)が必要となるが,本研究では風力発電向けを想定し,連系要件を満たしつつ,ESSのエネルギー容量を削減する指定時間帯一定制御を提案する。本手法は,予測を用いて長周期変動を緩和する時間帯に合成出力目標値を設定し,ESS装置の出力を決定する。本論文では,4つの予測を使用し,連系要件を満たすために必要なエネルギー容量を求めた。その結果,予測精度が高いものほどエネルギー容量は小さくなった。
PDFファイルサイズ: 630 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
