島嶼における風力発電システムを主力とする電力供給の可能性に関する一検討
島嶼における風力発電システムを主力とする電力供給の可能性に関する一検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 168
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): A Study on the Possibility of Power Supply Using Wind Power Generation Systems on Islands
著者名: 岩崎祐翔(愛知工業大学),雪田和人(愛知工業大学),細江忠司(愛知工業大学),漆谷敏郎(SDグリーンエナジー)
著者名(英語): Iwasaki Yuto (Aichi Institute of Technology), Kazuto Yukita (Aichi Institute of Technology), Hosoe Tadashi (Aichi Institute of Technology), Urushitani Toshiro (SD-GreenEnergy)
キーワード: 風力発電|スマートコミュニティ|Wind-power generation|smart community
要約(日本語): 本論文では,島嶼における風力発電システムを主力とする電力供給の可能性に関する検討を行った。本検討では鹿児島県の奄美群島南西部に位置する沖永良部島に実際に設置されている風力発電機の実測データを用い,施設への電力供給に関する検討を行った。本検討では,今年3月から4月にかけての沖永良部島に設置されている6.5kW風力発電機一機のデータを用いた。計測できた31日間の発電量は,808kWhとなった。電力供給を行う対象として島内の施設及び公園の電灯の使用電力量のデータを用いて検討を行った。施設の電力需要は島の気候の特性上空調を使用する,8月が最大で2,067kWhであった。日平均は,66.7kWhであることから,風力発電機の日平均26.1kWhを満たせるのは,風力発電機3機分であることが確認できた。
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