模擬慣性機能付きインバータの周波数応答評価試験のためのPHILシミュレーションに基づく試験環境の構築
模擬慣性機能付きインバータの周波数応答評価試験のためのPHILシミュレーションに基づく試験環境の構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: 211
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): Designing Power Hardware-in-the-Loop Simulation (PHIL)-Based Testing Environment for Validating Frequency Response of Inverter with Virtual Inertia Functions
著者名: 喜久里浩之(産業技術総合研究所),織原大(産業技術総合研究所),高松尚宏(産業技術総合研究所),大関崇(産業技術総合研究所),橋本潤(産業技術総合研究所),大谷謙仁(産業技術総合研究所),松浦隆祥(東京電力ホールディングス),宮崎聡(東京電力ホールディングス),濱田拓(東京電力ホールディングス),森健二郎(東京電力ホールディングス)
著者名(英語): Hiroshi Kikusato (AIST), Dai Orihara (AIST), Takahiro Takamatsu (AIST), Takashi Oozeki (AIST), Jun Hashimoto (AIST), Kenji Otani (AIST), Takahiro Matsuura (TEPCO HD), Satoshi Miyazaki (TEPCO HD), Hiromu Hamada (TEPCO HD), Kenjiro Mori (TEPCO HD)
キーワード: PHILシミュレーション|模擬慣性|インバータ電源|周波数安定性|高速周波数応答|Power hardware-in-the-loop simulation|Virtual inertia|Inverter-based resource|Frequency stability|Fast frequency response
要約(日本語): 再エネ導入によるインバータ電源(以下,IBR)の増加に伴い,系統に並列される電源に占める同期発電機比率が低下し,その慣性によって担保されていた系統安定性の悪化が懸念されている。この対策の1つとして,IBRの模擬慣性機能が注目されている。一方,新たな機能を具備した電力機器を連系するためには,系統への悪影響が生じないようにその実機特性を十分に事前検証する必要がある。本稿では,模擬慣性機能付きIBRが系統の周波数安定性に与える影響を評価するために構築したPower hardware-in-the-loop(PHIL)シミュレーションに基づく試験(以下,PHIL試験)環境を紹介する。PHIL試験と数値シミュレーションの結果を比較し,PHIL試験環境の妥当性を検証する。
PDFファイルサイズ: 675 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
