接続電圧階級によるGFMコンバータの系統安定化効果の違いに関する検討
接続電圧階級によるGFMコンバータの系統安定化効果の違いに関する検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 212
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): An influence of voltage classes on frequency stabilization effect of GFM converter control
著者名: 山口祐司(東京大学),馬場旬平(東京大学),高田聡(中国電力),河内清次(中国電力)
著者名(英語): Yuji Yamaguchi (The University of Tokyo), Jumpei Baba (The University of Tokyo), Satoshi Takada (The Chugoku Electric Power Co.,Inc.), Seiji Kawauchi (The Chugoku Electric Power Co.,Inc.)
キーワード: グリッドフォーミングコンバータ|ドループ制御|疑似慣性|周波数安定性|Grid Forming Converter|Droop Control|Virtual Inertia|Frequency Stability
要約(日本語): 近年,電力変換器を用いて系統に連系する分散形電源の導入が拡大しており,それに伴って系統慣性の減少が問題となっている。これを解決する方法として,GFM(Grid Forming)方式による電力変換器制御が提案されている。そこで,様々な電圧階級に連系されるという分散形電源の特徴を踏まえ,接続電圧階級によってGFMコンバータの系統周波数安定化効果がどのように変化するかについて,9母線モデルを用いた電源脱落シミュレーションによる検討を行った。その結果,低い電圧階級に接続する場合において,周波数安定化効果が低下することが示唆され,接続電圧階級がGFMコンバータの系統安定化効果に影響を与える可能性を示した。
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