蓄電池の無効電力制御及び仮想同期発電機制御による大規模ウィンドファームを有する電力系統の安定度改善

カテゴリ: 部門大会

論文No: 213

グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2021/08/12

タイトル(英語): Stability Improvement of Power System with a Large-Scale Wind Farm by the Reactive Power Control and Virtual Synchronous Generator Control of Battery

著者名: 李志超（北見工業大学），ファラマルズ アシャリフ（北見工業大学），梅村敦史（北見工業大学），高橋理音（北見工業大学），田村淳二（北見工業大学），坂原淳史（北海道電力ネットワーク），登坂史仁（北海道電力ネットワーク），中本涼介（北海道電力ネットワーク）

著者名(英語): Zhichao Li (Kitami Institute of Technology), Faramarz Alsharif (Kitami Institute of Technology), Atsushi Umemura (Kitami Institute of Technology), Rion Takahashi (Kitami Institute of Technology), Junji Tamura (Kitami Institute of Technology), Atsushi Sakahara (Hokkaido Electric Power Network, Inc.), Fumihito Tosaka (Hokkaido Electric Power Network, Inc.), Ryosuke Nakamoto (Hokkaido Electric Power Network, Inc.)

キーワード: 仮想同期発電機|蓄電池|風力発電|PIDファジィ制御|系統安定度|Virtual Synchronous Generator|Battery|Wind Farm|PID Fuzzy Control|Power System Stability

要約(日本語): 近年，地球温暖化や化石燃料の枯渇などの環境問題への対策として，風力発電機などの再生可能エネルギー電源の電力系統への導入が進んでいる。しかし，風力発電が大量に導入された電力系統において地絡故障が発生した場合，系統連系規定の下で瞬時電圧降下によって風力発電機が系統から解列されることが想定され，その結果系統周波数が低下し，系統全体が不安定になる可能性がある。そこで，本研究では無効電力制御と仮想同期発電機制御（VSG）の機能を有する蓄電池システムを提案し，シミュレーション解析により系統安定度の改善効果に関して検証した。更に，蓄電池の接続箇所を複数に切り替え，制御の有効性を確認した。

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