離島マイクログリッドにおける直流送電の適用の基礎検討
離島マイクログリッドにおける直流送電の適用の基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 235
グループ名: 【B】令和3年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2021/08/12
タイトル(英語): Basic Study on Application of HVDC Transmission for Remote Island Microgrid
著者名: 利光直人(東京都市大学),丸塚豪(東京都市大学),中島達人(東京都市大学)
著者名(英語): Naoto Toshimitsu (Tokyo City University), Takeru Maruzuka (Tokyo City University), Tatsuhito Nakajima (Tokyo City University)
キーワード: マイクログリッド|離島|直流送電|需給バランス|microgrid|remote island|HVDC transmission|demand and demand balance
要約(日本語): 近年,エネルギー資源の枯渇や地球温暖化といった環境問題における対策として,再生可能エネルギーを利用した分散型電源の普及が進められている。しかし,離島などの独立系統では,再生可能エネルギーを用いると,需給バランスの維持や,周波数・電圧の瞬時変動対策といった課題が存在する。そのため,離島の電力供給の多くは,依然としてディーゼル発電機(以下SG)に依存しており,CO2を多く排出している。また,燃料輸送費によるコスト高といった経済的な問題も抱えている(1)。一方,直流送電(以下HVDC)では,交流送電とは異なり,ケーブルに充電電流が流れず送電損失が少なくなることから,ケーブル送電では交流送電より有利となる(2)。海底ケーブルとHVDCを介して本土と離島を連系すれば,HVDCの制御により前述の課題を解決できるものと期待される。本論文では,離島マイクログリッドにおける直流送電の適用の基礎検討結果を報告する。
PDFファイルサイズ: 593 Kバイト
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